投稿日:2007-11-02 Fri
明日のよいち! 第4巻/みなもと悠個人的評価:★★★★★★▲☆☆☆(6.5/10)
世間知らずの高校生剣士、烏丸与一が美人四姉妹の住む道場に居候することになり、
いろいろな騒動を引き起こしながらもその中で恋愛が展開されていくラブコメディです。
たまに与一が『kagetora』の主人公、影虎とかぶって見えるのは私だけでしょうか。
この巻では与一と長女・斑鳩いぶきとの正統派カップルの話はそれほど多くなく、
その他のキャラクターの話がいろいろと見られます。
次女・あやめと不良の鷲津亮の片思いコンビの関係も事件を経て一歩前進?というところ。
この二人は両方素直じゃないので見ててもどかしい気持ちになりながら楽しんで読んでます。
あとは三女・ちはやの学校での話、鷺ノ宮家の陰謀によりいぶきが幼児退行してしまう話などが収められています。
今回はあやめの話も含めちょっとシリアスな話が多いかなという印象。
悪くはないんだけど鷺ノ宮兄妹の話はもういいんじゃないかと。
結果的に四姉妹の絆が深まる様子は見られましたけどね。
あとどうでもいい個人的な意見としては四女かごめ(小四)の出番が少ないのが不満ですかね。
恋愛話には使いにくいのでしょうがないかとも思うんですが、
しっかりもので見ていて健気なこの子をもうちょっと使ってほしいものです。
ショートカットもポイント高いです。
あとメインの二人ももう少し関係を発展させてほしい。
次巻に期待。
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投稿日:2007-11-02 Fri
カテキン 第5巻/オジロマコト個人的評価:★★★★★★☆☆☆☆(6/10)
思春期真っ只中の多感な妄想中学生、白井幸(サチ)が家庭教師の女子大生、茶畑ナナ先生に振り回されながら学生生活を送っていくお話。
家出から帰ってきた後も、相変わらずサチは妄想全開の毎日を過ごしています。
読んでて妄想なのか迷ってしまう場面もあるくらいです。
ナナ先生も何を考えているのかわからない素振りでサチの妄想を助長しています。
そのへんのミステリアスさがこの人の魅力だと思いますが、
5巻になっても相変わらず掴みどころがないというか、謎の多い人物です。
作中では夏休みも終わり、二学期が始まります。
そこにはメガネを取り、別人のようにきれいになった委員長、雪村真由子の姿が。
雪村さんの好意に気付かないサチもその変化に翻弄され、
勝手な妄想を展開させながら暴走していきます。
ここらへんが量的にも多く描かれ、この巻の見所だと思います。
なかなか人物の素直な気持ちが現れてこないこの漫画ですが、
やはりそこは妄想で補えということなのでしょうか。
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投稿日:2007-11-03 Sat
ハクバノ王子サマ 第7巻/朔ユキ蔵個人的評価:★★★★★★★★▲☆(8.5/10)
婚約者のいる主人公、小津晃太朗と30歳を過ぎ独身の原多香子、
この二人の高校教師の微妙な関係と感情の変化をを表現豊かに描いた作品。
まず、すごく上手いというわけではないんですが絵に質感があり、リアリティを感じさせます。
また注目なのは夜の表現の仕方。
スクリーントーンを多用し、闇に覆われた感じを表現しています。
昼間の学校などでの様子とは、内容と共に上手く対比できていると思います。
正式に来年の春に結婚の決まった小津。
自分の気持ちに戸惑いながらも確実に結婚へと近づいていきます。
そこで以前とうとう自分の気持ちを告げた原先生に対しけじめをつけるべく、
真夜中その足を原先生の家へと向けます。
そこで二人はすっきり関係を終えようとするのですが・・・。
互いに惹かれあってはいながら、その関係は許されないと思い悩む二人。
はっきりしないこの二人が読者を非常にハラハラさせます。
またなんだかいじらしくい二人の姿には思わず感情移入してしまいます。
大人としての分別をわきまえていながら恋愛に右往左往する二人はどこか学生のような甘酸っぱさを感じさせ、そういうギャップも物語を盛り上げる一因となっているように思います。
互いの気持ちを知ってしまった今、問題は小津が自分の気持ちにどう整理をつけるかという部分にかかってきているでしょう。
男らしいところを見せてほしいですが、婚約者の東山カオリへの気持ちが冷めているというわけでもないようでまだまだ一筋縄ではいかなそうな様子。
続きも非常に気になります。
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投稿日:2007-11-04 Sun
頭文字D 第36巻/しげの秀一個人的評価:★★★★★★★☆☆☆(7/10)
峠の走り屋たちの激しい戦いを描いた漫画。
以前から物語は「プロジェクトD」の他エリアへの進出へと歩を進めており、
チームでの戦いの中で主人公藤原拓海が人間的にも大きな成長を見せています。
この巻では神奈川県へ進出したプロジェクトDの対決の中での
拓海と小柏カイとの再戦に至るまでと対戦の前半部が描かれています。
激戦区である神奈川エリアに入りますます厳しさを増す地元の走り屋たちとのバトルですが、
ここにきて小柏カイとの再戦ということで相当に実力を増しているのは間違いなさそう。
これからのレース展開にも注目ですが、峠の下りはまだまだ序盤。
それよりもこの巻での注目は古くからのライバルである二人の父親たちの会話です。
息子に対し峠をとことん覚えさせ、峠のスペシャリストへと成長させた藤原文太に対し
サーキットの優位性に着目し、レーシングドライバーとして息子を育てた小柏健。
戦いの途中で何度も挿入されるこの二人の会話が、
今後大きな裏付けとなって試合の結果へと影響をもたらしそうです。
文太いわくハチロクという道具を使った「超一流の職人」になった拓海が
プロというレベルで走るカイに対し再び峠の奥深さを見せ付けるのでしょうか。
ついでに息子自慢をする文太の姿はなんとも珍しく、ほほえましかったです。
拓海に聞かせてやりたいですな。
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投稿日:2007-11-07 Wed
キミキス 〜スウィートリップス〜 第1巻/エンターブレイン・糸杉柾宏個人的評価:★★★★★★▲☆☆☆(6.5/10)
いくつもある「キミキス」コミカライズ作品の中の一つ。
作者は糸杉柾宏で、一話につき一人のヒロインが描かれており独立した物語となっている。
1巻では菜々、二見瑛理子、祇条深月、栗生恵、水澤摩央の五人の話を収録。
全て読んでいるわけじゃないのであんまりはっきり言えないですが
やはり東雲太郎版のコミックの印象が強い「キミキス」。
絵の上手さという点では一歩及びませんが、シャープな絵と一話完結のすっきりした読み応えでなかなか楽しめるものとなっています。
原作ゲームに忠実にという視点では多少批判もあるかもしれませんが、
作者の特徴や作風が入り混じって独自性のあるものになっているのが面白い。
菜々を最初に持ってくるあたり作者の好みが反映されているように思います。
表紙にも菜々の姿がありますし、カバーをめくると刺激的な格好で出迎えてくれます。
水澤摩央(摩央姉)編で幕を開けた東雲版とは対照的だなあと。
あとは主人公の相原光一が微妙にクールなところなんかも特徴か。
東雲版ではまだ出番のない二見さん、栗生さんの話は新鮮な気持ちで楽しめました。
特に二見さんはどこか人間味が強く、かわいさが引き立つ描かれ方をしていたと思います。
あとは逆にコミカライズ作品同士を比較するのも楽しいかも。
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投稿日:2007-11-07 Wed
キミキス 〜various heroines〜 第2巻/エンターブレイン・東雲太郎個人的評価:★★★★★★★★▲☆(8.5/10)
どうせならということでこっちも書きます。
恋愛ゲーム「キミキス」のコミカライズ、東雲太郎バージョンです。
第2巻ではサッカー少女、咲野明日夏編を収録。
単純に絵が上手いというのもありますが、キャラクターの表情がいきいきとしているのが高評価。
元気のいい咲野さんの良さを活かしていました。
一方で恋をするかわいらしい表情とのギャップも絶品。
主人公の相原はかなりシャイで純情、東雲テイストたっぷりに仕上がっています。
この辺も個人的には非常に良かったと思います。
なんというか見ていてこっちが恥ずかしくなるような雰囲気を演出していました。
自分が咲野さんが好みというのもあるんですがやっぱり安定して楽しめるシリーズという印象。
他のヒロインをどう描くのかにも期待したいです。
あと見所としてはサッカーの練習着姿もさることながらプール、海、温泉と水着姿が盛りだくさんなのも見逃せません。
普段とは違うセクシーな姿を素直に楽しませてもらいました。
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投稿日:2007-11-08 Thu
ハトのおよめさん 第6巻/ハグキ個人的評価:★★★★★★▲☆☆☆(6.5/10)
かわいらしい絵柄で描かれたハトのおよめさん(ハトよめ)が、
周りの動物たちを巻き込みながらその姿に似合わない不条理な言動を次々と見せるギャグ漫画。
また森にはハトよめに負けず劣らず個性的なキャラクターも多く存在し、
ハトよめワールドとでもいうような不思議な空気を作り出している。
コミックスは6巻に達し、登場するキャラクターも非常に多彩になっています。
それに比例するように場の空気を読まない唐突なギャグの数もかなり増えてきました。
これまではハトの一家を中心に、ハトよめがボケてダンナがつっこむという形で
ある程度おさまりが見られたものの、巻が進むにつれだんだんと収拾がつかなくなっているように感じます。
ギャグの量は増えているものの一つ一つの質には1巻ほどの勢いは感じられず、
「数撃ちゃ当たる」という感じで単発ネタを盛り込むスタイルに変化したのではと思います。
とはいえ短いセリフで笑わせる作者のセンスはまだまだ健在。随所で笑わせてくれます。
「ん?」というようなセリフに出会うこともあるかもしれませんが
それはそれで作品全体の不思議な空気を作るのに一役買っているのでしょう。
ハマる人はすごくハマるのでは。
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投稿日:2007-11-09 Fri
キャプテン翼 GOLDEN-23 第8巻/高橋陽一個人的評価:★★★★▲☆☆☆☆☆(4.5/10)
海外、プロチームへと活躍の場を移してオリンピックを目指す翼くんたちの姿を描いた
『キャプテン翼』シリーズ最新巻。
この巻ではU-22日本代表対パラグアイ戦での井川岳人の代表初舞台、
リバウールも復帰しての翼のバルセロナでのリーグ三連戦、
この二つが軸として描かれています。
この一つ前の『ROAD TO 2002』からプロとしてのリーグ戦が描かれるようになり
実在の一流選手をモデルとしたキャラとの対決が実現したわけですが、
これがどうにも盛り上がりに欠けるように思います。
一試合きりの緊張感もないし、変に実在選手を使うからキャラの個性がない。
昔のあのギラギラしたやりとりはどこへ行ってしまったんでしょうか。
人間ドラマもいろいろと取り入れられているんですが、
肝心の試合を盛り上げることに繋がっていないのも悲しい。
このあたりの指摘については
『キャプテン翼アカデミア』(http://www.tekipaki.jp/~oldmania/)
さんが非常に詳しく考察されていますので紹介させていただきます。
次巻物語はいよいよアジア予選へと入っていくようです。
いわば今まではメインに至るまでの準備段階とも言えるわけで、
実際の大会に入っていく中でかつての心躍る展開が復活していくのかもしれません。
ぜひ心から熱くなれる戦いを見せてほしいものです。
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